こんな業者にはご注意を!
いざ「外壁を塗り直すぞ!」と意気込んだ人が多く悩むのが業者選びかと思います。
東京都だけでも数えきれないほどの外壁塗装業者がありますが、そのなかには「悪徳業者」と呼ばれる業者もいます。
本ページでは、そんな悪徳業者の見分け方を実際に塗装業を営んでいるセンバ建装がお教えいたします。ぜひ参考にしてみてください。
突然訪問して不安を煽る説明をする
最近弊社でも最近お客様から相談いただくのですが、近くで作業している業者を装い、「屋根の棟から釘が出ている」や「屋根が割れている」といい、ハシゴをかけて屋根に登ろうとしてきます。屋根の部分は家主さんの目も届きにくく、安易にその場で屋根に登らせてしまうと、あらぬトラブルに巻き込まれる場合があります。そのような業者が訪問に来た場合、その場で屋根には登らせずに、以前に施工した業者などに相談をお願いします。
【例】
「屋根が浮いているので、このまま放置すると雨漏りしますよ!」
「今すぐに直さないと、大変なことになりますよ!」
「無料点検」や「キャンペーン」を謳って突然訪問してくる
「無料点検」などとうたい自宅に訪れ、実際には必要のない箇所の工事をいくつも勧めてくる業者がいます。全ての訪問業者が悪いわけではありませんが、しつこく勧誘をされる場合は、あいまいにせずキッパリお断りすることが大切です。
【例】
「キャンペーン中なので、点検は無料ですよ!」
オリジナル塗料の販売
オリジナル塗料の全てが悪いものではありませんが、なかにはメーカーの塗料に少しだけ独自の成分を混ぜてオリジナルとして販売する悪徳業者がいます。オリジナル塗料はインターネット上などに口コミや評判が掲載されていないケースも多いため、業者の説明だけでなく、ご自身で根拠や評判を確認することが大切になってきます。
【例】
「当社オリジナルの塗料ですが、他社メーカーと品質は変わりませんよ」
大幅な値下げを提案してくる業者
10万円前後であれば値引きの範囲内ですが、30〜100万円、あるいは全体の価格の半額など、高値の値下げを行ってくる業者には注意が必要です。なかには大幅な値下げをして契約をした後に、追加工事が必要になったなどと高額の請求を行う悪徳業者もいます。そもそもの見積もり金額が相場から大きくはなれていないか、また契約を急かしてこないかを確認しましょう。
【例】
「壁にヒビが入っていて、すぐにでも倒れちゃいますよ!」
「今すぐに直さないと、大変なことになりますよ!」
自治体や大手企業を装った業者
悪徳業者の中には、自治体や大手企業の職員と装って訪問してくるものもあります。居住者の信頼を得るために、その企業や自治体のブランド力を利用してくるのです。下請け業者や代理業者が工事を行うことはありますが、突然そういった業者が訪問してくることはあり得ないので注意が必要です。怪しく思った場合は、身分証の確認を求め、その自治体や企業に本当に在籍する営業マンか確認しましょう。
【例】
「お忙しい所恐れ入ります、○○の職員ですが…」
「○○の代理店です」
屋根の塗装が見積もりに含まれていない
見積もりの金額を下げようと、屋根も劣化しているのに外壁のみの見積もりを行う業者がいます。そういった業者は、契約後などに屋根の塗装の追加提案をしてくる可能性があります。屋根は外壁よりも太陽や雨風を受けるため、外壁と一緒に塗装を行うケースが一般的です。屋根の塗装が見積もりに含まれていない場合は、塗装の必要がないのか業者に確認しましょう。
工程・工数に手抜きがある
塗る場所や材質によって異なる場合がありますが、塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。ところが、2回しか塗らずに1回分の工数や材料費を無理に節約したり、乾かす前に次の工程にうつり時間を短縮させようとする悪徳業者もいます。そういった工事が行われてしまうと、耐久性に影響が出てきて、塗り直しが必要になってしまいます。外壁塗装にかかる日数は、一般的な一軒家で約2週間ほどです。2週間よりもかなり早く終わったり、激安の業者は要注意です。
追加工事を迫ってくる
ある程度施工が進んだ段階で、追加工事を持ちかける業者も注意が必要です。もちろん、追加工事を提案する業者全てが悪いわけではありませんが、悪徳業者の中には、施行中にわざと屋根や外壁を破損させて追加工事を提案してくる業者もいます。そのため、施工前の打ち合わせは入念に行い、追加工事を提案された場合は、その工事が本当に必要なものなのか、見積もり段階ではわからなかったのか、納得のいく説明をもらいましょう。信頼のおける業者は追加工事を強行せず、納得のいくまで説明をしてくれるものです。